2011年度博物館経営論(於帝塚山大学)アンケートの2回目は、「学芸員に必要な○○力はなんですか?」。回答が重なるものもありますが、一人分づつ回答の50音順に全て提示します。
・エンターテイメント力が必要。いろんな人に自分の知識を教えるのに普通のやり方ではダメ。人によって教え方を変える力が必要。例えばでんじろう先生や池上さんなど、ただ知識を披露すればいいてもんじゃない。
・学芸員には知識力もいるが、展示力、収集力、そして企画力も必要だと思う。様々な人々が興味をもてるような展覧会を企画し、収集し、展示できる必要があると思うから。
・記憶力。
・
興味を持つ力。
・見識力、
空間認識力、技術力が必要。
・考察力。
・資料を読み解く読解力と、物事に対する
忍耐力が必要だと思う。
・専門性の高い知識とその理解力、技術力、客観力。
・専門的な知識力やモノを見定める力、モノの取り扱いの知識力が必要だと思います。
・専門的な知識力が必要だと思います。利用者に質問された時に答えられないと困ると思います。
・専門力、集中力。
・想像力。資料から読み取った物事を想像して、当時はこんな風に使用されたんだとか、当時の人々はこんな風に驚いたんだろうと考えることができ、それを展示等にいかすために必要だと思った。
・たとえ地味な作業でも最後までやり通す忍耐力。
・探求力が大事だと思います。物の説明を人々にする前に、自分がいろいろな知識を知りたいと思っていくのも大切だと思います。
・知識力。
・知識力、探求力、収集力、研究力。
・展示物に対する理解力。展示物の時代背景や、作者の意図を踏まえて、観る人が興味をもてるような説明ができる力。
・展示物の管理力やそれを見る力。
・
仲人力。常に周囲にネットワークを張り、よい人、モノを見つけると、最適な人に結びつける。
・忍耐力。
・発想力。どのような展示をするか、どのように書けばわかりやすい説明になるかなど、発想力は必要だと思います(表現力と言ってもよいかもしれません)。
・発想力。展示する際に見る側が感動し、そしてよりいっそう展示物を引き立たせる力
・発想力。
どんなことにも挑戦する力。
・表現力。知識はもちろんだけど、最終的に展示する時、それは何で、何でそこにそれを置くのか、何を伝えたいのかなどを表現できないと、分かりやすい展示にならないのではないかなぁと。
・
包容力。
いろんな力が必要だと、みなさん感じているようです。赤字のものは、おもしろいなあと思ったもの。
資料と来館者を包み込む懐の深い専門性を持ち(包容力)、基礎的な作業を誰かのためにコツコツとやり続け(忍耐力)、資料の存在感とその重要性を展示空間に的確に表現し(空間認識力)、人と資料をつなげていく(仲人力)。それを生み出すのは、興味を持つ力。そしてどんなことにも挑戦する力。
ソンナ ガクゲイイン ニ ワタシ ハ ナリタイ。
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