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こんな博物館はいやだ!

 2011年度博物館経営論(於帝塚山大学)アンケートの6回目は、「こんな博物館はいやだ!」。回答の50音順に提示します。

・うるさい。
・館内での行動を厳しく制限するような博物館。
・汚い。くさい。不気味。
・汚い。展示の順番がおかしい。例えば年代順に並んでいない。
・職員の態度が悪い博物館(とっつきにくい、高圧的、仕事をしているという意識が低いなど)
・人権を侵害するような説明のあるもの。
・少しでも友達と話したら注意されるところ。展示品のことで話しているのに注意されると気分が悪いです。
・清潔感がない。
・説明が少ない。細かい模様とかには拡大写真が欲しい。
・説明が長かったり、漢字にふりがながなくて読みにくい説明や、子供から大人までだれもが興味をもてないような展示をする博物館。
・照明が暗くて足元がわかりづらい。光がガラスケースに反射して展示物がよく見えない。
・知識を押しつけてくるだけの博物館。
・展示ケースに虫(の死骸)がある。松本城の城内に鉄砲を展示しているのですが、どのケースにも虫の死骸や虫が入っていて展示品を大切に扱っていないことが分かる。
・展示しているケースが汚い博物館(掃除していないのかなと思ってしまうので)。
・展示品が見にくい。
・展示品を見る際に横からやたらと説明したがる学芸員
・展示物に近づける制限がかけられすぎている展示の仕方をしている。
・展示物の状態が悪い。キャプションがない(またはあっても内容がわかりにくい)。入館料が馬鹿高い。ミュージアムショップが充実していない。図録がない(あるいは高すぎて買えない)。
・展示物の少ない博物館。いつ行っても違うテーマでもモノが同じ。
・展示物の説明が不十分。館内が騒がしすぎる。冷暖房が効きすぎている。
・展示をしている物の説明がわかりにくい博物館。文字が小さくて見えにくいし、暗いし、バリアフリーが整えられていないような博物館は嫌だ。雰囲気を出しているのはわかるが、物より人のことを考えて欲しい。障害者の存在などを考えなければならない。

 きたないとか人権侵害とかは論外です(^_^;)。利用者の行動を制約し、施設側都合を優先するような施設は、やはり不快な気持ちになります。本当は施設側の都合なのに「他のお客様のご迷惑になりますので」と、利用者どうしの問題にすり替えてしまう傾向も多いと思います。博物館と利用者(民衆)が先生と生徒のような上下関係にあるのは現代社会では不健全です(この関係性のなかでは利用者が統制されたり叱られることに違和感がなくなる)。「与えられた博物館」で「みさせてもらう」という日本的問題からの脱却が、先の博物館法改正の動きにも通底する、大きな課題だと思うのです。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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