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展覧会・文化財を見てきました(2011年7月24日、高野山霊宝館)

高野山霊宝館
・特別展 女性と高野山
(7月16日~9月25日)
 子を連れて高野山周辺散策。秋の特別展で取り上げる神野真国荘(紀美野町)の山中、宿泊施設のかじか荘で流し素麺を食べ、花園荘(かつらぎ町)に移動して恐竜ランドの洞窟めぐりで遊んだ後、高野山上に登る。
 長く女人禁制であった高野山であるが、荒川荘と荒川経を寄進した美福門院(陵墓も山上にあり)や、金剛三昧院の創建や天野社の祭神増加にも関わったとみられる北条政子、秀吉母大政所の菩提をとむらって建立された剃髪寺(のち青厳寺、現在の金剛峯寺)などなど、女性との関わりも深い。そうした女性と高野山の関わりを示す資料をチョイスして展観する。
 なんといっても、前期(~8/21)の目玉は、仏涅槃図(応徳涅槃)。本館正面に展示され、前にはありがたいことに椅子あり。ひぐらしの声が遠く聞こえる中、だれもいない室中で、しばし応徳涅槃と向き合う。今、日本で一番贅沢な空間でなかろうかと、勝手に思う。資料のチョイスとしては、天川弁才天像(親王院)、摩利支天像(宝寿院)、荼吉尼天像(桜池院)、刀八毘沙門天像(親王院)、武装する四社明神像(金剛峯寺)といった特殊な尊像に注目。
 後期(8/23~)では、弘法大師・丹生高野両明神像(問答講本尊、重文、金剛峯寺)、善女竜王像(国宝、金剛峯寺)が主な展示替え。運慶作八大童子像の中からは、恵喜童子像を展示。図録なし。
 
 
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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