「紙はいつも無限の可能性を秘めている。蕪村の絵の魅力は、こうした紙と墨とのせめぎ合いの中に、まだまだ多く隠されているような気がしてならない。」(安永2008-1、277頁)
1、安永拓世「蕪村画に見る素材への感応」(MIHOMUSEUM編集発行『与謝蕪村―翔けめぐる創意―』(2008年3月)
2、安永拓世「桑山玉洲筆 富岳山水図襖」「桑山玉洲筆 那智山・熊野橋柱巌図屏風」(『国華』1350、2008年4月)
ありがとうございました。中国(外国)憧憬ということだけでは文人画の今日的価値は見いだせない状況において、規範―模倣というラインからはずれる個性と、それを生み出した局面・環境・文脈・人脈の精緻な読み解きに、現在との接点があるのかもしれません。でも文人画はムズカシイ・・。
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