読書記録、2012年2月分。論文は除く。発行年月日は初版のもの。
和歌森太郎『山伏-入峰・修行・呪法』(中央公論新社、1964・8)
「葛城山内の宿々処々の霊崛は、法華二十八品の名によって呼ばれていると説かれたりしている(『渓嵐拾葉集』)。このようなことは、日光の二荒山内の霊崛についても、やはり天台が根底にあったがために、同じようにいわれてきた。葛城山は法華一乗とされ、その守護神は深砂大王すなわち多聞天の化現といわれてきた。この大王は葛城山において役行者につかえる鬼神の一つとして説かれた。」
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