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展覧会・文化財を見てきました(パラミタミュージアム)

パラミタミュージアム
・開館10周年記念特別企画 真宗高田派本山専修寺開山聖人750回遠忌報恩大法会記念 高田本山の宝物と文化財展-信仰とその証-
(第1期3月4日~3月19日 第2期3月20日~4月2日 第3期4月3日~4月16日)
 真宗高田派本山の専修寺に伝わる重宝と、三重県下の高田派寺院所蔵の仏像を展示。専修寺からは、親鸞聖人像(鎌倉時代)や南無仏太子像(鎌倉時代)、親鸞聖人伝絵(重文・永仁3年<1295>)、阿弥陀三尊像(重文・高麗時代)等仏教美術のほか、茶道具など。仏像では、光善寺所蔵の薬師三尊像(重文)は、量感あふれる重厚さのなかに穏健さへのきざしが見られる10世紀初頭頃の作(展示は第2期まで)。延命寺の薬師如来坐像も重厚かつ引き締まった作風で、補作も多いが根幹は9世紀にさかのぼる。龍泉寺阿弥陀如来立像は像高36.9センチの小像ながら、宋画写しの執拗にうねる衣紋が特徴。特別出陳として、快慶風が顕著な大御堂寺阿弥陀如来立像も。足ほぞに応永33年(1426)銘と、「親鸞上人御彫刻」の銘あり。三重県内の美術館・博物館で、近年仏教美術をまとまって拝観する機会がめっきり減っていたが、今後パラミタミュージアムがその機能を果たしてくれそう(新館建設中の三重県博や四日市市博の復活にも大きく期待)。図録あり(64ページ、1000円)。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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