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玉稿拝受(「愛知・瀧山寺聖観音・梵天・帝釈天像の付属荘厳具」)


「本荘厳具の意匠を検討した結果、聖観音分には、一部に東寺講堂像への志向が見られ、飛鳥・白鳳意匠の積極的摂取が確認された。(中略)こうした聖観音の像容は、飛鳥・白鳳期の事象に対する何らかの意識が制作主体側に存し、それが造形に表れたものと考えられる。東寺の瀧山寺や当地に勢力をもった熱田大宮司家、そしてその一族で瀧山寺住僧だった寛伝と源頼朝の関係を考慮すると、その意識とは聖徳太子に関わるもので、荘厳意匠のモデルとなったのは、四天王寺本尊の救世観音だったのではないか」(三本2012、95頁)

三本周作「愛知・瀧山寺聖観音・梵天・帝釈天像の付属荘厳具-荘厳形式も踏まえた三尊像の理解のために-」(『フィロカリア』29、2012・3)
ありがとうございました。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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