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アンケート:「学芸員に必要な○○力」

 帝塚山大学博物館経営論の受講生へのアンケート、2012年度第2回目のお題は、「学芸員に必要な○○力」。回答の50音順に示します。

・「遺物などを取り扱う技術力」。そしてものを説明できる「説得力」。
・「意匠力」。展示物をどのように魅せるか。
・「演出力」。
・「観察力」と「MUSEUMの目的に沿った展示ができる力」、あと「腕力」。
・「語学力」。英語、中国語など日本だけでなく海外にも対応する力が必要だと思ってます。
・「コミュニケーション能力」。また、「物事を広く見ることができる力」が必要ではないか。
・「コミュニケーション力」。様々な人との協力や来館者とのやりとりなど、楽しく過ごしてもらうためのもの。
・「思考力」。
・「集客力」。
・「資料に対する執着力」。資料収集、研究をするにあたって、これでもかという執着力がないと、説明文はもとより、展示の仕方も薄っぺらくなってしまうと思うからです。
・「説明力」(2人)。
・「全体を見る力」。
・「知ることに対する妥協しない力」。資料が多ければ多いほど展示の幅も増えると思うので。あと「伝達力」もいると思います。いくら資料があっても見る人に伝わらなければ意味がないので。
・「創造力」。
・「対応できる力」。物事に応じてすぐに動けた方が良いと思うから。
・「探求力」。資料を発見し、それをリスト化し、意味づけする力。
・「伝える力」。伝えようとする心。
・「展示力」。
・「展示品と人を結びつける力」。
・「発想力」(2人)。私は発想力が必要だと思います。この作品はなぜ作られたのか?作品の世界観は?など、一つの作品であらゆることを考えることで、新たな研究に結びつくこともあるのでは、と思います。
・「判断力」。
・「ミーハー力」。この言い方が正しいものか不明ですが、今博物館に来られる方は何に興味を持っているか、世界の興味をいち早く知って生かすことは大切だと思います。
・「理解力」。学芸員は博物館の展示や資料に関する知識が必要だからです。

(コメント)
 ほとんど同じ回答がないというすばらしさ。それぞれいろんな必要な力を考えてくれた、その「柔軟な思考力」もまた必要なものです。
 どれもこれも、さまざまな局面で必要になる大事な力です。その中で文字の色を変えていくつかピックアップしたものは、私がイメージしている学芸員の根幹部分です。
 まとめてみると、「執着といっていいほど資料に向き合い、知ることに妥協せず、あらゆる可能性を探って資料の本質をみつめる発想を生み出し、そしてそれを伝えようとする強い思いと、的確なコミュニケーションによって、資料と人を結びつけることができる力」。
 学芸員は、まず資料についてよく知っている人であり、そしてそれを伝えたいと思う人です。知りたがり、伝えたがりになりましょう(^^)/ 
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[T13] まとめteみた.【アンケート:「学芸員に必要な○○力」】

文字色帝塚山大学博物館経営論の受講生へのアンケート、2012年度第2回目のお題は、「学芸員に必要な○○力・「観察力」と「MUSEUMの目的に沿った展示ができる力」、あと「腕力」。・「語学力」。英語、中国語など日本だけ要だと思ってます。・「コミュニケーション能力」?...

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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