高野山霊宝館・特集陳列 越前丸岡藩主 本多重昭の奉納品~重要文化財から羊の角?まで~
・小特集 江戸時代の絵画
(4月28日~7月8日)
多種多様な高野山の文化財の中から、普段は注目されない2つのテーマで展観。「本田重昭の奉納品」では、柿木九尊像(浮彫九尊像)など仏教美術の名品とともに、蒔絵合子入真珠・白小石や卵形黒石、卵形黄褐色練玉、茶褐色玉石、能作生、如意宝珠、黒褐色丸石、羊角、練玉(弁天玉石)などなど、信仰の所産である霊験ある貴石(奇石)をずらり。近世におけるハイカルチャーの担い手たる藩主クラスの人物が、実は心の支えとしていたのがこうしたマジカルアイテムであり、そうした人びとの信仰の実像に触れうる貴重な機会。
「江戸時代の絵画」では、池大雅筆の山水人物図襖(国宝)を目の前でどどーんと展観。圧巻。ほか狩野探幽、狩野常信、貫名菘翁の作品も。高野山は近世・近代絵画の宝庫でもある。図録なし。
一緒に入った子×2の行儀が悪かったので(遊園地つれてけと言われて博物館に行ったら、確かにこうなる)、泣く泣く走り見して、鑑賞後、護摩壇山まで行こうかと思ったが、突然の雷雨であきらめる。その後、大雨がうそだったかのような晴天。山頂からの景色はいかほどであったかと、少し残念。
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