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展覧会・文化財を見てきました(鶴林寺太子堂展)

兵庫県立歴史博物館
・特別展 鶴林寺太子堂-聖徳太子と御法の花のみほとけ-

(4月14日~6月3日)
 会期終了間際に、飛び込む。鶴林寺太子堂が、天永3年(1112)に法華三昧堂として建立され、のちに聖徳太子信仰の場となった歴史的展開に焦点をあて、法華信仰、太子信仰に関わる資料を集める。展示の力点は第2部「太子堂創建-御法の花のほとけたち-」におかれ、太子堂障壁画の赤外線画像とともに、そこに広がる九品来迎図・仏涅槃図・三千仏図・八大菩薩と十二神将・二菩薩と十羅刹女と八部衆・倶利伽羅龍剣と五童子・不動明王と三童子等などの画題のイメージを明確にするため、各画題の実作例を諸家より集める。ただその意図は展示室内で少し掴みにくく、各作品の解説に太子堂障壁画との対応関係を一言示しておけばより効果的だったのでは。
 第3部「太子堂改築-聖徳太子をしのんで-」では鶴林寺本、四天王寺本、斑鳩寺本の聖徳太子絵伝を並べるほか、天蓋(重文、平安後期)、二臂如意輪観音半跏思惟像(平安後期)、行堂面(鎌倉)、獅子頭(鎌倉)や天正4年(1576)銘の朱漆塗机など鶴林寺の名宝を展示。今秋の鶴林寺新宝物館のオープンも楽しみ。
 仏画や経典の優品が多く、結果展示替えも多かったようで、出陳リストをウェブで公開してくれていたらありがたかった。図録あり(178ページ、1800円)。
 鑑賞後、甲冑の着付け体験に参加し、恥ずかしがる子に侍コスプレさせる。こういうの、子より親のほうが楽しい(^^)。
甲冑体験
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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