観仏三昧的生活のこぼれ話とミュージアムや文化財に関するトピックス。
1、津田徹英「親鸞聖人の鎌倉滞在と一切経校合をめぐって」(『真宗研究』56、2012年1月)「そして、この「持戒」ということに万巻(満願)と宝誌の行実の接点を見出すならば、箱根神社万巻上人坐像と同様に、西往寺宝誌和尚立像が垂領と広袖をともなった袿形式の「上衣」を「左衽」としたことも、やはり、それが持戒の表象であり、上衣が「戒衣」であったことを示唆したものであったと考えるのである。」(津田2012-2、275頁)
Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。
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