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アンケート:あなたが考えるミュージアムの理想的なミッション

 帝塚山大学博物館経営論の受講生へのアンケート、2012年度第9回目。「あなたが考えるミュージアムの理想的なミッション」です。博物館経営の方向を定める理想的なミッション(使命)を考えてもらいました。

・あらゆる人が来てよかったと思えるミュージアムをつくる。
・居心地のよい環境を保つこと。ところどころに休憩所があったり、照明の明るさ、温度を調節し、まず快適にその場で過ごせるようにする。これが地盤である気がする。
・多くの利用者が楽しんで学べるような博物館にしたい。
・来た人がシンプルに「美しい!」「楽しかった!」と感じてくれる単純によい空間を作り出したい。日常では感じられない非日常空間を作り出したい。
・来てよかったと思えること。そして展示しているものを好きになってもらうこと。
・見学に来てくれる人を喜ばせること。
・様々な人が利用しやすい館にします(例:バリアフリー化など)
・様々な人達に喜びを感じてもらうこと。
・周辺の地域の人に向けて活動し、知識・関心を深めてもらう。
・楽しく勉強(学ぶこと)ができること。
・誰もが気兼ねなく利用でき、誰もが気持ちよく過ごし、満足して帰って頂けるものにすること。
・常に利用者の声に耳を傾け、スタッフと利用者で作り上げていくミュージアム。
・展覧会の内容も大切だが、来て良かったと思ってもらえる気持ちを絶えず持つこと。
・万全の状態で展示物を管理すること。
・一人でも多くの人に来館してもらい、来館して良かったと思えるようにすること。
・ミュージアムで学びたい、知りたいと思っている人が気軽に足を運べるように目指すべき。
・ミュージアムの働きが作品を見せたり体験してもらうことだとすれば、それ以外の部分で(チケット購入、交通の便、順番待ちなど)煩わしさを感じさせないことが大事だと思う。
・一つ一つの資料を好きになること。そうすれば、きちんと調べ、伝わりやすい展示の工夫などもできるのではないかと思う。
・雰囲気として、堅苦しくないようにする事を心がける。調査研究の公開と課題も随時提示する。
・まだ発見されていない資料を探し続けること。
・モノを見に来た人が新しい感動や発見、またはそれを通じて心が動いたり、何かのきっかけを手に入れてくれることがあれば、それが一番だと思う。
・より多くの人に知ってもらいたい。ほか広報の拡張、資料の増加など。
・来館者がまた来たいと思えるようにハンズオン展示を増やしたり、展示物の解説に力を入れる。
・来館者の興味・関心を的確に捉え、それぞれの興味・関心に応えることだと思います。ミュージアムが情報を発信し、来館者が満足するような環境を作るべきだと思います。

 「あらゆる人が来てよかったと思えるミュージアムをつくる。」に尽きます。理想論であるのは承知で、誰もが自分のために作られていると感じる展示が、最善の展示です。自分のためのミュージアムが、みんなのためのミュージアムでもあること。学芸員のためのミュージアムとならないよう(案外、おちいりがち)、自戒しないといけません。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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