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玉稿頂戴しました(20080601)


「しかしながら、本章で明らかにしたように、平安前期の御願寺造営は、なにより官営の組織が領導するものであった。ここで浮き彫りになった造営組織のありようを視野に入れるならば、平安前期彫刻史の理解は、大きく変わる可能性がある。僧名仏師の帰属の問題や個々の作品の作品論なども含め、残された問題は多いが、新しい視点からの研究が今なお開かれているように思われる。」(皿井2008、26<368>頁)
皿井舞「醍醐寺薬師三尊像と平安前期の造寺組織(中)」(『美術研究』393、2008年1月)
醍醐寺薬師三尊像の造形的特徴、仏師会理の立場について論考された前稿(皿井舞「醍醐寺薬師三尊像と平安前期の造寺組織(上)」(『美術研究』392、2007年9月)に引き続き、御願寺造営のあり方の実像に切り込まれた力作。平安時代前期の造寺造仏のあり方を再考するスケールの大きな論で、続稿も待望しております。

観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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