7月27日
高野山霊宝館
第34回高野山大宝蔵展 高野山の名宝-八大童子像に会いにきませんか-
(7月13日~9月23日)
高野山の名宝を一挙に公開。副題にもあるように、運慶作の国宝・八大童子立像(金剛峯寺)のうち当初像6躯がそろって久々に公開(8躯並んだ職場での空海と高野山展以来か?)。運慶の秀でた立体造形の才能、そしてその工房の水準の高さなど、各像を比較しながら鑑賞。
新館ではほかに、国宝・諸尊仏龕(金剛峯寺)、国宝・阿弥陀三尊像(蓮花三昧院)、国宝・伝船中湧出観音像(竜光院)、国宝・不空羂索神変真言経(三宝院)、文館詩林残巻(正智院)など。
紫雲殿では国宝・阿弥陀聖衆来迎図(有志八幡講、~8/25)、国宝・五大力菩薩像(普賢院)、重文・恵果阿闍梨像(西生院)、重文・八宗論大日如来像(善集院)、重文・弁才天図(宝城院)、重文・高野大師行状図巻(地蔵院)、重文・金剛峯寺根本縁起(金剛峯寺)、重文・白河上皇高野御幸記(西南院)などなど。
は-、高野山はすごすぎる…、とため息と吐息が出っぱなしの別世界。身震いするような良い資料が集中して公開されているこうした機会は本当に貴重なので、みなさん、なんとしても見るべきですよとオススメ。仏教美術系の若き学究の徒は特に。リーフレットあり(8ページ、無料)。
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