8月16日
奈良文化財研究所飛鳥資料館
企画展 飛鳥・藤原京を考古科学する
(8月1日~9月1日)
奈文研がこれまでに行ってきた、自然科学や理化学的手法、保存科学を活用した調査事例を、さまざまな機材や遺物から紹介する。考古科学という言葉にあまり耳馴染みがなかったが、「考古学・歴史学・建築史学・庭園史学・を基盤とし、遺跡・遺物を研究対象に、年代・気象・環境・材質・技法・生産地・遺跡探査・保存修復などに関する自然化学分析を用いた研究」(図録P2)とのこと。
展示資料はキトラ古墳出土の帯執金具、藤原宮大極殿院南門出土地鎮具(土器・冨本銭9枚・水晶9片)、藤原宮出土の病変がある馬の骨など。
図録あり(22ページ・300円)。内容がよくまとまっていて、奈文研の活動の紹介パンフになりそうなもの。もっと入門編であることを強調するタイトルでもよかったかも。
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