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展覧会・文化財を見てきました(根津美「曼荼羅展」ほか)

8月30日
根津美術館
 曼荼羅展-宇宙は神仏で充満する!- 
(7月27日~9月1日)
 所蔵資料のなかから、両界曼荼羅・別尊曼荼羅・浄土曼荼羅・垂迹曼荼羅などをチョイスして展示。金剛界八十一尊曼荼羅(重文)の豊かな彩色と、大日金輪・如意輪観音像厨子、日吉山王本地仏曼荼羅厨子といった特殊な資料を堪能。また、画面中央に参詣道が一筋、光るように伸びる春日宮曼荼羅(重美)の構図の象徴性に、改めて気づく。熊野本地仏曼荼羅(重美)もじっくり鑑賞。図録なし(ただし、『根津美術館蔵 密教絵画 鑑賞の手引き』が新たに発行されています)。

國學院大學博物館
 企画展 神のあらわれ
(8月24日~9月8日)
 炎天下、根津美術館からてくてく歩いて、息も絶え絶えに國學院大學へ初訪問。
 企画展は厳島神社、熊野那智大社、日吉大社、伊勢神宮の景観を示す文化財と関連資料15件による、小展示。國學大学本の那智参詣曼荼羅!と思うも、複製展示。ただし出来映えよく、図像の鑑賞に支障なし。ほか同館所蔵の和歌浦厳島図屏風、山王祭礼図屏風、梵舜写の古語拾遺など。図録なし。
 常設展示も巡ると、平安時代後期の比較的大きい男神像・女神像(キャプションは室町時代)や、平安時代の菩薩形立像(キャプションなし)、鎌倉時代の阿弥陀如来立像(キャプションなし)、中世の懸仏群と、興味深い作例多数。
 再び炎天下のなか渋谷駅まで歩き、文化庁の研修会へ。息も絶え絶え×2。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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