公務多忙により遅くなりましたが、博物館経営論の講義(帝塚山大学)でのアンケート第7弾の結果を公開。「「博物館民営化」、あなたはどんなイメージを持つ?」 に答えてもらいました。以下回答の50音順に列記します。
・アットホームな雰囲気。
・あまり興味を持たれていない。
・イイと思います(はーと)。
・田舎くさいイメージ。
・今までより明るいイメージで展示方法なども工夫しそうだけど、展示物が「商品」のような扱いを受けそう。
・お金もうけのイメージ。
・価格(入館料)競争や質の向上。
・金もうけ。
・暗く、湿った、地獄のような・・・。
・経営者の好みの博物館になりそう。
・経営重視、利益優先主義。
・国外の貴重な資料の展示がなくなり、見られなくなりそう。
・個性的な性格を持つ、客がめずらしがって来る博物館が多くできそう。
・娯楽性が増す。
・質が悪くなる可能性が大いにあり得るので嫌だ。
・縮小や合併が起こる。
・新聞社とタイアップするなど話題化が多く、入館者数の増加を見込むことができる特別展を頻繁に行いそうなイメージ。
・政治家たちが黙っていない。福田総理のストレス上昇、国会で乱闘。
・デモをおこす。
・手放しで歓迎できないイメージ。
・入館料が上がる。
・入館料が値上がりしそう。そのわりに展示の質は落ちそう。
・♪博物館なのに銭勘定してるやつ、なんでだろう?(Tツand Tモ)…♪みんなどこへ行った?(N島みゆき)
・博物館類似施設が多い中で民間となれば、題だけ一人前に飾った中身の無い展覧会が増えるのでは。また補助金が発生しないので質の悪いものになるのでは。
・民営化ということは経営の方が優先され「お客様は神様です」の理念が実現化されると思う。
・民営化は嫌だ。
・郵政民営化と同じようなもの。
「民営化」へのイメージが、サービス向上と捉える立場の意見と、非公共化による利用条件の悪化と捉える立場の意見との両方が提示されたように思います。これらの回答は、ミュージアムに今必要なのが、公共性・公平性の確保と利用者を重視したサービスの向上ということだということに、改めて気づかせてくれるものでした。
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観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―
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