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展覧会・文化財を見てきました(九博「大神社展」・観世音寺・あじび「官展にみる近代美術」)

九州大学総合研究博物館
 九大の付属図書館をあちこち(中央図書館・文系合同図書室・記録資料館九州文化史資料部門)巡って資料閲覧してから、博物館の案内があったので立ち寄る。しかし、小さな1室に昆虫などの標本と剥製がわずかにあるのみ。腑に落ちないまま退室。「こ、これが、九大の総合研究博物館か…」と衝撃を受けながら、さすがにまさかと思って後で調べたら、いくつもの建物に展示室が分かれており、入ったのは平常展示室であったと判明。残念ながら他の展示スペースは見のがしてしまった。もうちょっと案内が欲しかった…。

九州国立博物館
 国宝 大神社展
(1月15日~3月9日)

 神宮式年遷宮を記念した神社本庁の特別協力による神道美術展。東博会場の鑑賞(4/20)に続き、九博会場にもなんとか滑り込みで鑑賞。こちらでもやはり、神像に注目。東寺八幡三神像のうち女神坐像、熊野速玉大社夫須美大神坐像、松尾大社三神像、御調八幡宮女神坐像・僧形八幡神坐像、奈多宮八幡三神像、伊奈冨神社男神坐像ほかの重要資料の数々を、じっくりと拝観。古代における神像の様式変遷を一望できる貴重な機会で、次のチャンスはなかなかなさそう。図録あり(340ページ、2300円)。

観世音寺
 九博からてくてく歩いて、観世音寺へ。宝蔵で圧倒的な巨像群を拝観。兜跋毘沙門天像をじっくりと確認しながら、9世紀の地天女の作風検討は、初期の女神像を見つめるための一つの視角になることを思う(すでに誰か着想してるだろうけど)。戒壇院を参拝したのち、近隣の太宰府市民図書館へ移動し、文献閲覧。

福岡アジア美術館
 東京・ソウル・台北・長春 官展にみる近代美術
(2月13日~3月18日)

 あじびを初訪問(以前来た時は、水曜休館としらず撃沈)。近代期における、日本の統治・支配を受けたアジア諸国で行われた官設の公募美術展覧会(官展)の出陳作品を集める。美術の「移植」とその地域的な展開を一望する。図録あり(2000円)。常設展示も、作品の独自性が高く、興味深く鑑賞。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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