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WEB上展覧会「携帯電話の思い出2014」

 帝塚山大学の博物館経営論の講義で、毎年、受講生の携帯電話の思い出を元に展示を構築する実践を行ってもらっています。受講生それぞれの携帯電話についての思い出を、それぞれのケータイの画像とともに紹介し、ウェブ上でのギャラリーといたします(それぞれの画像をクリックすると拡大されます)。なお、ウェブへの掲示は受講生の意志を確認の上、行っています。
 なお、これまでに行った携帯電話のWEB上展覧会は、次のとおりです。振り返って見てみると、なかなか味わい深いです。
 2013年度「WEB上展覧会「携帯電話の思い出2013」
 2012年度「携帯電話の思い出-web上の展覧会-」
 2011年度「ケータイの思い出」
 2010年度「携帯電話にまつわる思い出」

WEB上展覧会「携帯電話の思い出2014」

2014-2
電源がいきなり切れて、つかなくてムカーとしてソファに置いていたら、直ったという思い出。充電のプラグを差すところがつぶれて、迷惑をかけられた思い出。

2014-4
この携帯は今年の2月から使い始めて半年弱くらい使っています。以前使っていたスマホは2年ほど使っていて、念願のiPhoneです。まだ半年程しか使用していませんが、フォルダにはたくさんの友達との写真が保存されています。この携帯を購入してすぐ、中・高の友達と旅行へ行きました。6年間クラブも一緒で、卒業旅行へ行こう!と計画し続けて2年…。やっと全員の予定が揃い、行くことが出来た旅行でした。近場での旅行でしたが、高校生の頃に戻ったような、とても楽しい時間が過ごせました。その時に撮った写真や動画を今でもよく見返して、楽しかった思い出に浸っています。

2014-5
ガラケーからスマホに買い換えたのは大学1年のゴールデンウィーク。最初はなれない操作に戸惑ったり、ズボンのポケットに入らなかったり不便だなと思う毎日だった。だけどやっていくうちにガラケーにはなかった楽しさや面白さが段々味わえるようになって、今では私の生活を支えてくれている相棒だ。たまに反抗期になる時もあるけれど、その度にこいつの大切さを身に染みて感じるもんだ。

2014-6
このスマートフォンは約1年前に購入したもので、まだたいした思い出は無く、ニュースを読んだり、趣味のバス釣りに関連する動画を見たりした思い出ばかりです。

2014-7
日常生活の中で、なくてはならない存在。初めてスマートフォンを手にした時、テンションがとても上がりました。画面に触れて操作できるということがとても魅力的でした。その日は寝るまでスマートフォンに夢中だったことを覚えています。

2014-9
このiPhoneは、ガラケーなど今までのケータイを合わせて5代目。iPhoneになる前はアンドロイドだったので使い勝手が違い大変だったけど、慣れてからは相方のような存在です。今つけているケースは背面がなく、縁だけなので、その縁にストラップを付けたりしています。そのストラップのおかげで友達が増えたりと感謝したりしています。それ以外では、時々熱くなり、カイロ状態になってしまい、夏場は困ったりすることがあるけれど、そんなところも含めて大好きです。

2014-11
友達と遊びに行った時の写真やご飯を食べに行った時の写真が何十枚もデータフォルダに残っています。家の前や駅の階段などでよく落としたりしたが、今では大切な宝物です。

2014-12
このスマホにまつわる話をするには、まず私の飼っている犬と、ストラップの話をしなければならない。この事件がおきたのは、クーラーを点けはじめた、本番前を迎える前の夏のころであった…。
 私は元来、気に入った物は大事にするような性格である。当たり前の事だろうが、汚したくない、など、少し神経質な愛で方をするのは薄々自覚していた。私のスマホカバーには元々、携帯クリーナーが付いていた。クリクリと可愛らしい目をした、まん丸の某ネズミランドのマスコット。キャラクターは青い帽子をかぶったアヒルさんだ。この携帯クリーナーはゲーセン好きの妹が、わざわざ300円かけて採ってきたものだった。おそろいのマスコットで、普段ゲーセンに良い顔をしない私でも、その時はマスコットの可愛らしさについ気を許してしまうほどだ。スマホカバーにつけたクリーナーは、それはそれは便利だった。携帯スタンドにもなり、画面を拭くことができる。まさに一石二鳥。そのクリーナを毎日ファブリーズするほど私はその携帯クリーナーがお気に入りだった。
 所変わって我が家の犬の話をしよう。これまた小型犬でクリクリの目、愛らしい顔をした我が家の犬は、侮ることなかれ、それとは裏腹にとても凶暴だ。私にだけ。そう。何故か私にだけなのだ。一家のヒエラルキー的に、頂上が父母・妹・犬そして私である。随分見下されたものだが、実は元々私は犬が苦手だった。どれほど苦手かと言うと、幼い頃、犬のいる道を通れなくて15分ほど立ち往生していたほどだ。別に今は苦手ではないが、未だにうなり声や噛みつきは怖い。つまり、幼い頃から犬になめられてきたのだ。この愛らしい顔をした小型犬に。手下に見られているのである。
 前置きが長くなったが、我が家の犬が充電のため床に置かれたスマホを見た時、その事件は起こった。
 大掃除により犬の好む人形はなく、殆ど捨ててしまった。犬は退屈そうに寝そべっていたのだが、その時、小さなクリーナーが犬の視界の端に留まった。一瞬にして猟犬の目になった犬に気づいた時にはもう遅い。そんな我が犬の犬種はトイプードル、元々はフランスの水猟犬でした。私がその目に気づいてクリーナーに手を伸ばした束の間、猟犬よろしく犬はクリーナーに飛びかかり、スマホもろともソファーの下へ道連れにしてしまったのだ。大きな叫び声があがるが、もう何もかも遅かった。クチャクチャとソファーの下では、クリーナーを捕食するように遊ぶ音が伝わってくる。犬を抱きかかえても、そのキバはクリーナーを離すことはなく、無残にも犬の口の端から潰れたクリーナーのマスコットがのぞいていた。ここまでくれば為す術はなく、心のすむまで噛み続け、飽きたのかそれを捨て去った犬の背後には、もはや原形の残らないクリーナーが転がっているだけだった。スマホは、何年連れ添ったクリーナーとの絆を断ち切られたかのようにストラップのひもだけが残っていたのだった。

2014-13
3回生になり就活に必要になるだろうと買ってくれたのがこのスマホです。以前からスマホを持ちたいと思っていた私はとてもうれしく、機種を選んでいる間も胸がはずんでいました。しかし、機械を扱うのが苦手な私にとって、スマホをお使いこなすのにかなり悪戦苦闘してしまったことはよい思い出です。

2014-14
初めて携帯を持ったのは高3の時でした。初めて横浜に旅行に行った時です。その時が携帯を初めて使った時でした。でも買った当初はなかなか使いこなす事が出来ませんでした。しかし使っていくうちに次第に慣れていきました。携帯を持つことでこれまで使えなかった物などが使えるようになったりしたのが嬉しかったです。横浜へ行く前に携帯を買ったのが一番思い出に残っています。

2014-15
春休み前、父にこのスマホを買ってもらいました。春休みに入ると、父は入院しました。父は心臓が悪く、定期的に検査をしていましたが、ついに限界寸前の状態になってしまったようです。担当医曰く「手術で死亡する確率がある」そうです。父はこのことをずっと前から知っていました。私は知りませんでした。
 手術の数日前、ようやく気づいた事があります。それは「死ぬかも知れないから、家族に最後、何かしてあげようとしたのではないか」と。だから私にスマホを買ってあげたのだと。生死の瀬戸際で不安だったようで、お見舞いに行くと、お礼のメールが来ました。この何気ないメールが最後になるのでは、と思いました。
 現在、父は入院前より体調がよくなり、仕事も少しづつ、復帰しています。

2014-16
2011年10月21日。こいつと出会った。SH-06Dエヴァンゲリオン限定モデル。12万円の代物だ。すぐに落ちるが、俺はこいつといつも一緒にいる。発掘現場の写真を撮ったり、友人との思い出も沢山ある。でも、こいつとも今年の10月でお別れだ。淋しくなるが一生家で保管しておくつもりだ。もう少し頑張ってくれ、俺のSH-60Dよ。

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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