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高野山霊宝館「高野山開創1200年記念展 初公開! 高野山の御神宝」鑑賞記

高野山霊宝館
 高野山開創1200年記念展 初公開! 高野山の御神宝
(3月21日~7月5日)
 開創1200年記念として、高野山壇上伽藍・御社(山王院)の修理事業に際して、社殿内に納められていた御正体(懸仏・鏡像)や刀剣を一挙初公開。丹生高野両明神の本地仏、金胎の大日如来を表したものでは、承元3年(1209)権少僧都貞暁供養のもの(梵字「アーク」)、弘安9年(1286)定智が開眼供養したもの(梵字「バン」)、正応元年(1288)西教が施入したもの(金剛界大日如来)など、紀年銘作例も含まれ、また堅実な作風のものも多く、重要。特に頼朝子貞暁奉納のものは貴重。鏡板に観音を線刻した円形華鬘形荘厳具は、鞆淵八幡神社沃懸地螺鈿金銅装神輿(国宝)の吊具と近似するもの。鳥頸太刀(中身銘国次)4口はかつらぎ町・丹生都比売神社の鳥頸太刀(中身銘国次)4口と深く関連する資料。ほか、狩場明神・丹生明神像(重文)、高野大師行状図画(重文)、弘法大師・丹生高野両明神像(問答講本尊、重文)など多数。図録あり(100ページ、1500円)。4月2日から5月21日の開創法会期間には、限定特別公開「高野山三大秘宝と快慶作孔雀明王像」も開催。運慶作八大童子像(国宝)、快慶作孔雀明王坐像(重文)、空海筆聾瞽指帰(国宝)、唐代彫刻の精華である諸尊仏龕(国宝)がずらり。八大童子は本館紫雲殿の正面に並んで、荘厳。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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