高野山霊宝館
企画展 特集 一切経の世界
(4月16日~7月3日) 最終日滑り込み。高野山に伝来する一切経の諸本を紹介。光明皇后御願経として竜光院・放光般若波羅蜜経、宝亀院・哀泣経、金銀字交書一切経(中尊寺経)として大品経、大方等大集経、金字一切経(荒川経)として大般若経、大方広仏華厳経、宋版一切経(天野社一切経)として仁王護国般若波羅蜜多経、大方広仏華厳経、高麗版一切経(奥院経蔵納置)として大般若経を、それぞれを数点ずつ展示。天野社一切経は、従来東禅寺版・思渓版・春日版からなるとされていたが、事前調査で開元寺版も含まれていたことが判明。建保元年に行勝上人が仁和寺宮道法法親王より賜ったとされるもの。天野という地における一切経を巡る動向は、見えにくい部分もあるが、とても重要。図録なし。
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