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京都国立博物館「徳川将軍家と京都の寺社」鑑賞記

7月10日
京都国立博物館
 特集陳列 徳川家康没後四百年記念 徳川将軍家と京都の寺社-知恩院を中心に-
(6月14日~7月18日)

 徳川将軍家による寺社への帰依(及び統制)の様相を、将軍家菩提所の知恩院所蔵資料によって提示。現在修理中の知恩院御影堂に安置される、等身大の徳川家康像、徳川秀忠像が特別出陳。秀忠像は元和6年(1619)~7年、七条仏師康猶の作。家康像も近い時期の七条仏師の作。家康像は張りのある壮年期の風貌で、東照大権現像とは異なる表現。家康の場合は神像と肖像の双方が残る点で、秀吉とやや異なる。ほか、天正三年徳川家康書状、元和元年浄土宗諸法度、超誉上人絵詞伝、雄誉霊巌像など。図録あり(20ページ、540円)。

 名品ギャラリー 定朝様と慶派の仏像
(6月14日~7月24日)

 寄託資料の優品をお蔵出し。定朝様では白河金色院伝来の白山神社十一面観音立像、地蔵院観音菩薩跪坐像などのほか、近年見出された西寿寺阿弥陀如来坐像や、金戒光明寺の十一面観音坐像、不空羂索観音坐像のセット。慶派作例では行快作の金剛寺不動明王坐像と、同じく行快作、浄土宗蔵の阿弥陀如来立像がご対面。特集陳列に合わせて知恩院の阿弥陀如来立像と善導大師立像も展示。定朝様・慶派つながりで妙法院にも立ち寄って群像をご拝観。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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