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有田市郷土資料館「念仏行者徳本」、龍谷ミュージアム「地獄絵ワンダーランド」ほか

11月9日、午前中に代休取って有田市へ。
有田市郷土資料館
 特別展 念仏行者徳本-200回忌記念-
(10月14日~12月10日)

 江戸時代後期に全国で熱狂的に信仰された紀伊国出身の浄土宗僧徳本について、和歌山県内の博物館で初めて開催された本格的な徳本展。西法寺徳本上人坐像、誕生院徳本上人絵伝、往生寺徳本上人縁起絵巻のほか、さまざまな種類の六字名号も集める。地域に残る資料によって徳本を丁寧に浮かび上がらせる好展示で、近世仏教史の観点からも重要な作業。さらに新資料が見いだされそう。図録あり(56ページ、500円)。

11月10日、仕事を16時で切り上げて京都へ走る。
龍谷ミュージアム
 特別展 地獄絵ワンダーランド
(9月23日~11月12日)

 中世~現代の地獄表現の諸相を一望する。近世において受容されたゆるくかわいく魅力的な地獄絵をクローズアップするとともに、そうした「ゆるい」地獄絵の成立過程を、中世以来の地獄表現の展開の中に系統づける。壬生寺十王図や當麻寺中之坊十王図から、宋・元の十王図の日本での写しのあり方を確認。當麻寺の宿院仏師作の十王像(うち3軀)や東光寺の木喰明満作の十王像も興味深く鑑賞。図録あり(226ページ、2000円)。

京都国立博物館
 開館120周年記念特別展覧会 国宝
(10月3日~11月26日)

 2回目。夜間開館。仁和寺北院旧安置の檀像薬師如来坐像をじっくりと鑑賞。この極小の像と向かい合う、間もなく帰る巨大な金剛寺大日如来坐像も、改めて新鮮な目で鑑賞。曼殊院の不動明王像(黄不動)も間近でありがたく拝見。夜も人多い。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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