10月13日、企画展の片付けと特別展のオープンが間に合って、ほっと一息。リフレッシュのため湖東から甲賀へと足を伸ばす。
愛荘町立歴史文化博物館・多賀町立博物館
仏師の世界-文化財修理にかける心
(9月8日~10月14日) 愛荘町と多賀町の2会場でテーマを揃え、美術院で活躍した仏師飯田雅彦氏の仕事を中心に、文化財修理の意義や実際を紹介。愛荘町会場は「文化財修理に携わる仏師」として飯田氏の生涯とその道具を紹介、多賀町会場では「木を刻む」として道具類とともに木材の樹種等を紹介。愛荘町会場に飯田氏が修理した五百井神社男神坐像と獅子・狛犬、多賀町会場に近隣の胡宮神社との関わりで重源上人坐像模刻を展示。元琵琶湖文化館学芸員の井上ひろ美氏の監修。滋賀における新しい展示作製のあり方であり、開催の経緯や対象の選定理由も今後知りたいところ。図録あり(16ページ、500円)。見学後、多賀大社にもご参拝。
櫟野寺
日本最大坐仏観音秘仏本尊十一面観世音菩薩大開帳
(10月6日~12月9日) 櫟野寺本尊十一面観音坐像の33年に一度の大開帳に結縁。先年の東博での展示はこれに合わせた本堂改修に伴うもの。ずらり並ぶ仏像群には東博キャプションを再利用。展示されていなかった平安時代の僧形神坐像も並ぶ。檀家・役員総出で拝観者対応されており祝祭感あり。拝観後、甲賀総社の油日神社も参拝。
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