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中之島香雪美術館「珠玉の村山コレクション-愛し、守り、伝えた- Ⅳ.ほとけの世界にたゆたう」鑑賞記

10月21日、今春開館した中之島香雪美術館を、ようやく初訪問。

中之島香雪美術館
 珠玉の村山コレクション-愛し、守り、伝えた- Ⅳ.ほとけの世界にたゆたう
(10月6日~12月2日)

大阪中之島にオープンした新たな美術館の、1年間にわたる開館記念展の第4期、朝日新聞創業者村山龍平の仏教美術コレクションを展示。平安時代前期の薬師如来立像(重文)、稚児観音絵巻(重文)、永禄2年に高野山西院・報恩院来義が寄進した旨を裏書きする阿弥陀二十五菩薩来迎図、独尊の釈迦金輪像など。不動明王八大童子像と阿弥陀如来・観音菩薩・地蔵菩薩像については、明治24年に宮内省臨時全国取調局が発行した監査状が付随することも紹介。図録あり(254ページ、2500円)。所収論考2編(臼倉恒助「新聞人と収集家がクロスする時」、勝盛典子「村山コレクション形成の軌跡を追って」)は村山が庇護した雑誌『國華』、そして朝日新聞紙面の記事を足がかりに、明治時代の収集家による古美術保護へのまなざしを浮かび上がらせるもので有益。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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