11月4日。午前で仕事を上がり、堺市博の特別展最終日に滑り込む。
堺市博物館
特別展 土佐光吉-戦国の世を生きたやまと絵師-
(10月6日~11月4日) 堺を拠点に活動した戦国時代の土佐派絵師、光吉にクローズアップ。京博源氏物語図屏風、渡辺美術館曽我物語図屏風などの大画面作品から、和泉市久保惣記念美術館源氏物語手鑑(重文)、京博源氏物語図色紙帖(重文)などの小画面作品まで、光吉作品を集める。また雲龍院後円融天皇像(土佐光信筆・重文)、歴博足利義輝像、妙國寺三好実休像、あるいは京都市芸大土佐派絵画資料中の肖像粉本類など多数並べて土佐派の肖像画制作を分析するとともに、光吉工房作品を作風から跡付けて配列した正統派美術史展示。図録あり(88ページ、1970円)。末柄豊・泉万里・安井雅恵・河田昌之・宇野千代子の短い論考5篇収録。
歴史館いずみさの
特別展 祈りと願いと信仰と
(10月20日~12月23日) 泉佐野市域における信仰の諸相を、主に近世~近代の資料を活用して紹介。犬鳴山七宝瀧寺の尊勝曼荼羅(南北朝時代)、葛城峯中之宿次第深秘記など同寺の修験関係資料、蟻通神社三十六歌仙図絵馬や正徳2年(1712)の奉納百首和歌など同社の和歌関連資料、市内のだんじりを集約した写真パネルなど。図録なし。平成27年発行の『泉佐野の文化財』(68ページ、1000円)買っておく。
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