1月20日
市立五條文化博物館
特別展 五條の冬の行事-追儺-
(12月22日~2月11日) 五條市内の修正会追儺行事に用いられてきた鬼面群二組の実物展示。念仏寺陀々堂の鬼はしり(国指定重要無形民俗文化財)で用いられてきた鬼面(父面・母面・子面・伝阿弥陀面)は墨書銘により文明18年(1486)、山陰村右兵衛次郎による制作と分かる基準作例。現在の行事では太田古朴作(!)の複製面を使用。坂井部郷にかかわる文書(個人蔵)から中世~近世の祭礼のようすを復元しつつ丁寧に展示。安生寺の鬼面(太郎~五郎面)も古様を残すおおらかな表現。先行する中世仮面を近世に写したものか。こちらは修正会は途絶えているが近年地元小学校で再興を進めている由。念仏寺父面の原寸大複製(樹脂製)のさわれる展示も開催中。充実の内容。展示内容を解説した資料(A4・8ページ)あり。
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