豊橋市美術博物館
企画展 吉田天王社と神主石田家
(2月19日~3月24日) 豪壮な手筒花火祭事で著名な吉田神社の社宝と神主家伝来資料から豊橋の信仰の歴史を浮かび上がらせる。神幸祭にて使用されている獅子頭(御頭様)は全長が短く全体に深い皺が刻まれて古様を見せる南北朝~室町時代ごろの作例。追儺の儀式で使われたとみられる鬼面は大ぶりで鼻が上へと反った室町時代の作例。中世の狛犬も二対。また牛頭天王信仰の広がりも紹介し、西尾市久麻久神社牛頭天王立像はやや素朴ながら神威を表出した平安時代後期の像。豊橋市椙本八幡神社の牛頭天王坐像は整った作風を示す鎌倉時代の新出作例。ほか鞍・鐙や絵馬、古文書、仮面など多様な資料を集約。図録あり(112頁、1000円)。
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