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高野山霊宝館「高野山の名宝-きらめく漆工の美-」鑑賞記

8月24日、高野山大学で高野山学の講座を一席担当してから、霊宝館立ち寄り。

高野山霊宝館
 第40回大宝蔵展 高野山の名宝-きらめく漆工の美-
(7月20日~10月6日)

 恒例大宝蔵展は、高野山伝来の平安時代~近代までの漆工資料をお蔵出し。澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃(平安時代・国宝)や、灌頂道具を収めた花鳥漆絵竹編箪笥(竜光院・明~清・重文)などのほか、宝簡集巻三四・後白河院御手印起請文(国宝)とそれを収めてきた梨地蝶菊文蒔絵文箱、紺紙金銀字一切経(国宝)とそれを収めてきた経箱(国宝附)、大正天皇下賜の螺鈿秋草蒔絵文箱などの多彩な奉納品を紹介。
 紫雲殿の小特集「天野社と丹生高野明神」では鎌倉時代の丹生・高野明神像(重文)など展示。隅廊で開催中の「新発見!圓通寺 八万四千塔」は近時発見された木製小塔を速報展示。天保7年(1836)に円通寺の龍海が発願・供養。
 近年の霊宝館の活発な展示活動は、毎回新たな高野山史を紐解き掘り起こす作業であり、新鮮な驚きに満ちている。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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