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【広報】京都府立山城郷土資料館特別展「光秀と幽斎~花開く武将文化~」【広報】

京都府立山城郷土資料館で開催中の特別展「光秀と幽斎~花開く武将文化~」について、ご担当者様からご案内をいただきましたので、紹介します。

京都府立山城郷土資料館で、特別展「光秀と幽斎~花開く武将文化~」(10/26~12/15)を開催中です。
明智光秀と細川幽斎の文化人としての側面にスポットをあて、和歌・連歌・古典文学・能楽・茶の湯・砲術など新出のものも含む多様な資料を通じて、ふたりの人となりとこの時代の文化について掘り下げた特別展です。
(前期10/26~11/17、後期11/19~12/15で大幅な展示替えがあります。チラシは下記HPでご覧ください。)
http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/cms/?page_id=73

報道では、共同通信が10月25日付けで、細川幽斎と里村紹巴が評点を付した新出の連歌資料について全国配信しましたが、当館で展示されているという情報は欠けていました。
https://this.kiji.is/560410208457458785
京都新聞では地域版(広域版)で掲載しネットでも配信。こちらは特別展についての言及もあります。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/53591
この新出の橋本家文書ですが、報道で扱われた細川幽斎・紹巴両評点百韻連歌は前期(11/17まで)の展示、後期(11/19~12/15)では、勝龍寺城の「天主」において里村紹巴と細川藤孝が両吟連歌を興行したと明記された紹巴書状が末尾にある紹巴評点連歌資料を初公開します。
本資料は6月6日付けで年次を欠きますが、元亀4年(1573)と推定され、周知の天正2年(1574)6月に「勝龍寺城殿主」で藤孝が三条西実枝から古今伝授されたと記す京都御所東山御文庫記録の記事より1年早く、文字どおり勝龍寺城天主の初見であり、「文化的な場」としての「天主」の機能を考える上でも重要です。

なお、図録は60頁、全カラー、掲載史料釈文付き、600円です。
郵送も受け付けていますので、送料等詳細は電話でお問い合わせの上、お申し込みください。
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京都府立山城郷土資料館(ふるさとミュージアム山城)
Tel 0774-86-5199
Fax 0774-86-5589
〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛千両岩
https://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
仏像の研究者です。
奈良大学の教員だったりもします。

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