3月14日
有田市郷土資料館
特別展 資料から読み解く浄妙寺・多宝塔と薬師堂の歴史
(1月23日~3月21日) 有田市浄妙寺の重要文化財多宝塔・薬師堂の建築史的位置づけについて、近代期の複数の修理における資料を博捜しながら紹介。同寺に伝来する蓮弁が刻まれた断片部品について検討し、薬師堂内の重文須弥壇の関連部品と特定するなど、着実な研究成果を展示に反映。多宝塔内部の真言八祖・八相成道図(和歌山県指定文化財)については、パネル化して実際の内陣と同様に配置しその荘厳空間を体験できるようにするなど、近年出色の建築史展。図録あり(42ページ、700円)。
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