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一年を振り返る。

今年1年を振り返って印象に残っている展覧会。

奈良国立博物館 特別展「神仏習合」(4月7日?5月27日)
奈良国立博物館 特別展「美麗―院政期の絵画―」(9月1日?9月30日)
明石市立文化博物館 「生誕290年 木喰展―庶民の信仰・微笑仏―」(10月6日?11月4日)
滋賀県立安土城考古博物館 特別展「戦国・安土桃山の造像?―神像彫刻編―」(10月13日?11月18日)
神奈川県立歴史博物館 開館40周年記念特別展「宗元仏画」(10月13日?11月25日)
東京藝術大学大学美術館 創立120周年企画「岡倉天心―芸術教育の歩み―」(10月4日?11月18日)
三重県立美術館(貸会場) 特別展示「三重の熊野観心十界曼荼羅」(11月21日?11月25日)

奈良博と神奈川歴博の仏画展については、仏画を見る力をレベルアップさせたいと思う内的欲求と一致。
明石文博と安土城博は、知の体系が構築されていない地平に足を踏み入れる高揚感。
神仏習合展と岡倉天心展は、獲得した新たな知識を有効に活用してみたいと思う期待感。
観心十界曼荼羅展は、資金集めから行った所蔵者たち実行委員会の情熱に共感。

そしてこの一年、私が関わった展覧会(於和歌山県立博物館)。

企画展「きのくにの仏画―仏の姿を守り伝える―」(3月17日?4月22日)
企画展「地獄と極楽―“あの世”のイメージ―」(7月21日?8月19日)
特集陳列「紀州東照宮の仮面―平成18年度の調査成果速報―」(7月21日?8月19日)
世界遺産登録記念特別展「熊野本宮大社と熊野古道」(10月6日?11月25日)
マイミュージアムギャラリー「南紀男山焼の手作り茶碗」(6月22日?8月3日)
マイミュージアムギャラリー「墨で光った宝箱」 (8月4日?10月19日)
マイミュージアムギャラリー「台湾の壺―祖父と私をつなぐもの―」(10月20日?1月18日)

規模や手法、内容はまちまちですが、今年もたくさんの展示を世に提供することができました。これらの展示を通して、楽しんで頂いた人、自らの心の中に「何か」を発見した人、そしてミュージアムという場をかけがえのないものと感じてくれた人がいたとしたら、それが学芸員の喜びです。
それゆえにこそ最前線にいるものが、金がないから、忙しいから、何で私がやらないといけないのかなど、自己保身によって活動の幅を狭めることだけは、戒めて行きたい。
今やらないで何時やるのか?私がやらないでだれがやるのか?という心境で、来年も頑張ります。

観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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