高野山霊宝館
冬期平常展 密教の美術
(12月4日~4月10日) ようやく寒さ緩んで高野登山。高野山スキー場は日陰の斜面に雪が残りそり遊びの歓声。霊宝館は恒例冬季の密教美術展。同館収蔵品から高野山の信仰の諸相を紹介。重文奥之院出土品から飛鳥時代の金銅光背や菩薩立像、鋳出銅版三尊仏像、比丘尼法薬経塚遺物はじめ多数出陳。絵画・経典では近時龍光院に寄進された承久記絵巻のうち巻一、修理完成した十巻抄(重文)、国宝金銀字一切経(中尊寺経)から観仏三昧経(!)、地蔵院高野大師行状図画など。高麗時代の金版阿弥陀経は金色に輝く薄い金属板に経典が刻出されたものが蝶番で6~7枚つなげて折りたたんだもの。初見資料。図録なし。
スポンサーサイト
- http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/tb.php/909-58544e7f
トラックバック
コメントの投稿