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月精寺聖宝博物館(韓国)特別展「五台山月精寺」ほか鑑賞記

3月28日
月精寺聖宝博物館(韓国)
 特別展 五台山月精寺
(1月9日~3月31日)

 三国時代創建の五台山月精寺の歴史と信仰をさまざまな資料から紹介。国立春川博物館での特別展(2023年9月26日~12月25日)に引き続き同寺博物館でも開催。高麗時代の八角九重石塔内に納置された銀造如来立像(10c)、二菩薩・二天を刻出した金銅製方形盒(10~11c)、黒漆地に金泥で諸尊を描いた阿弥高麗太祖崇拝像(1307年)、上院寺本尊文殊菩薩坐像像内納入の発願文(1466年)や赤衫(上半身にまとう袖・襟付きの衣服)など。図録あり(224ページ)。常設展示では八角九重石塔前に安置されていた片膝立ちの供養菩薩坐像(高麗時代)や菩薩半跏像(新羅時代)など展示。

五台山月精寺
 博物館から雨中の参道を歩き月精寺へ参拝。八角九重石塔拝観。大雄殿にて三礼。

五台山上院寺
 月精寺から五台山頂へ向かって8~9㎞に位置する上院寺へ参拝。梵鐘は新羅聖徳王24年(725)銘を有する重要資料。飛天文や龍頭、細部意匠をじっくり鑑賞。大雄殿内の文殊菩薩坐像をご拝観。

3月29日
国立春川博物館
 常設展示を鑑賞。新羅の金銅仏、高麗の鉄仏、蒼嶺寺跡出土の五百羅漢像(朝鮮時代)、襄陽禅林院址出土の梵鐘片のほか同遺跡出土の資料を拝見。

3月30日
僧伽寺
 ソウル北方山中の僧伽寺に登る。山上の高麗時代の大磨崖仏にしばし見惚れる。同寺開山の僧伽大師(628~710)の石像を拝観。1024年の造像。近年、表面の補彩を除去し、当初の彫刻面が現れて相貌を把握しやすくなった由。

国立中央博物館(韓国)
 帰国前に短時間だけ同館再訪。走り見る。
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
仏像の研究者です。
奈良大学の教員だったりもします。

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