岩湧寺(大阪府河内長野加賀田)
担当展覧会が終了し、疲れた気持ちをリフレッシュするため、休みの月曜日に寺社拝観。河内長野市・岩湧山中の岩湧寺を参拝。境内には重要文化財の多宝塔あり(
→参考)。天文年間(1532?55)の建立とされる。多宝塔本尊大日如来坐像(平安時代)も重要文化財。境内や周辺では秋海棠が満開。別名瓔珞草ともいい、お寺にぴったり。境内には杉・檜の大木のほか、樹齢400年の榧の老樹(大阪府指定文化財)もあり。外観はまるで似ていない檜と榧なのに、なんで年輪の表情は似ているのだろう。
流谷八幡神社(大阪府河内長野市流谷)
岩湧山からあえて山中の細道をたどって下界へ降る途中、石清水八幡宮領甲斐荘の故地に建つ八幡神社に遭遇。社宝の鉄製湯釜は延元5年(1340)銘を持ち、大阪府指定文化財(
→参考)。社殿脇の樟の樹勢がみごとで、境内の樹齢400年の銀杏は大阪府指定文化財。画像手前の杉も大木。現地では気づかず見逃したが、勧請縄の習俗があるとのこと(
→参考)。梅雨頃切れるらしいのでなかったのかも。
【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】
スポンサーサイト
- http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/tb.php/99-7343bbe2
トラックバック
コメントの投稿